ウンプテンプカンパニー
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 UMP TEMP COMPANY

この世界は狂ったように目くるめく動き始める。演劇よ世界に追いつけ!!

言葉、音、空間が、かつて描いた絵画や楽譜が、
日記を辿るかのように蘇ってくる。
観客席にいるのは決して一人ではない。
が、独りであることの出来る不可思議な空間。
普段考えることの出来ないことを考えられる場所。
それがウンプテンプ・カンパニーの演劇空間...

挨拶  

ウンプテンプ・カンパニーは第三期の上演活動へと向かいます。

ウンプテンプ・カンパニーは期限を付けて活動する自立した表現者たちの集まりなのです。
そして同時に、カポーシアター(ふざけたカップル)計画を推進し、劇場に拘らず様々な場所で俳優達が繰り広げる新しい形の演劇を模索していきます。

私たちは、これまで通り役柄を所有しない集団劇の演劇スタイル『驚きの音楽劇』と、一人一役に徹し、言葉と内的動機に拘る『詩想劇』の二つの方向性を併せ持って上演活動を行っていきます。

すでに忘れつつある、前近代の関係の在り方や世界観を再度見つめ直し、今、生きる人達の物語として再構築していこうと考えています。

そして世代を超えた芝居作りを推し進めていきたいと考えています。よりコミュニケーション力の強い芝居作りを追求し、劇場の壁のその遠く向こうにいる、まだ見ぬ人達へも届く『開いた演劇』を目指します。

まだまだ未成熟な集団ですが、様々な他ジャンルで活躍しているアーティスト達との共同作業を通して、表現者のネットワークの拠点となるべく、あらん限りの智恵と勇気を持って、来るべき時代に向かって活動していく所存です。

ここに演劇が総合的な芸術であることを改めて宣言いたします。
皆様方の暖かいご支援を頂ければ幸いです。

 

ウンプテンプ・カンパニー主宰: 長谷トオル
 


 
概要  

2005年から演劇活動をはじめる。
設立当初は、上演実行委員会ウンプテンプであり、初回公演「恐るべき子供たち‐新たな世界‐」のために集結した。が、多くの観客から支援を受け、ユニットとして演劇活動を続けることになる。
2008年よりウンプテンプ・カンパニーと名を改め、各々がしなやかに自立した表現者集団を目指して活動していくこととなる。

複数の若手座付き作家を抱え、不器用な人間や、歪な人物たちが沸き起こるように現れる独創的な世界を、長谷トオルの演出により、ウンプテンプ調の、不可思議なオリジナル作品に昇華させていく。

それは人間のもつ愚かさや悲しみ、ひょんなおかしさなど、記号化できないこの世の不条理な在り様をあぶり出し、人と人の出会いや、出会えない者たちの関係を、独自の透き通った世界観を通じ舞台上に映し出す...

そして、わたし達は演劇という花束を手にし、まだ見ぬ人達と繋がろうとする。



 

活動履歴   2005年 05月20日〜22日
 第1回公演「恐るべき子供たちー新たなる世界ー」王子小劇場

2005年 12月02日〜06日
 第2回公演「脳みそなしーゴッホと名付けられた男ー」麻布 die pratze

2006年 05月26日〜29日
 第3回公演「アンチンキヨヒメー求めむと思いし願いてー」麻布 die pratze

2007年 02月09日〜12日
 第4回公演「豚の尻尾ー金色の血をもつ一族の物語ー」神楽坂 die pratze

2007年 12月06日〜11日
 第5回公演「新譚サロメ」麻布 die pratze

2009年 01月08日〜12日
 第6回公演「三日月のセレナーデ」シアター風姿花伝

2009年 06月03日〜08日
 第7回公演「赤のファウスト」 せんがわ劇場

2009年 06月26日〜27日
 カポーシアターvol.1 「ビロードの夜に」 コレドシアター

 2010年01月22日〜25日
 第8回公演「血の婚礼」シアターΧ

2010年06月28日〜30日

 カポーシアターvol.2 「陽が昇るその前にメロディーを」 コレドシアター
稽古風景
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